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【第4回】遊戯王カードの思い出


こんにちは!

「天空のおくりびとNET」担当のKです。


今回の記事を書き始める前に・・・1つお断りを入れておきます。

今回の記事は、おそらく情報としては何の参考にもなりません!(は?)


リサイクルショップでの取り扱い品目としては、良く見かけるのが「カードゲーム」

通称、「トレカ」と呼ばれて親しまれているジャンルですね。


もちろん、私の勤務していたリサイクルショップでも、取り扱いを行っておりました。

今回は、その数あるカードゲームの中から、長年に渡ってトップを走り続ける「遊戯王」について、リサイクルショップ目線での思い出話を語っていこうかと思います。


前回までの遺品整理業とかのお話に比べ、情報としての側面は薄いかと思いますが、当ブログの1つのテーマでもある「リサイクルショップ裏話」として、お楽しみ頂ければ幸いです。

※遊戯王に関する記事だって言ってるのに、TOPの画像トランプやないかい!というツッコミは聞こえてきそうですが、版権の問題でフリー素材しか使用できないため、記事の中に実際のカードの画像を入れることが出来ない旨、ご了承下さいませ・・・。


当ブログはあくまでもリサイクル・リユースに関する情報ブログのため、「遊戯王とはなんぞや?」みたいな解説は割愛しますが(どうしても知りたい方は、現代にはWikipediaという偉大な先生がいらっしゃいますので、そちらでご覧頂ければと思います)、ブログ作者である私Kは、平成初期生まれでまさに遊戯王は全盛期をプレイした世代のため(今はもう全盛期は過ぎているみたいな言い方すみません)、リサイクルショップで勤務する前からカードとしての存在自体は知っていました。


小学生~中学生の頃に、自分自身でプレイしていた頃は所謂「カードショップ」でカードを購入した事はあったため、なんとなくのイメージはわかっていましたが、もちろん当時から数年の月日が経ち、「どのカードが高額か?」なんて知らないような状態でした。


自分でプレイしていた当時は存在しなかった、海外版のカードとかも出回っており、まさに最初から知識をつけないといけないような状態でした。



①入社当時:シンクロ召喚の始まり


※少々無理はありますが、画像はイメージです。

私がリサイクルショップで働き始めたのが2008年なのですが、当時ラッキーなことに遊戯王界における大幅なルール改正があり、環境が大きく変わったことで、丁度お仕事に使う知識として学びやすい状況になりました。


今では当たり前になっている「シンクロ召喚」というシステムが導入され、それまでのゲーム環境からは一変、高く売れるカードのラインナップも様変わりしていくようでした。


当時、高額で回転していたカードの中で今でもよく覚えているのが、「氷結界の龍 ブリューナク」というカードですね。

後ほどお話する「デュエルターミナル」という筐体でしか入手が出来ないカードであり、能力も高いことから、買取したらその日にはすぐに売れるぞ!というほどのインパクトでした。

カード専門ではなく、様々なジャンルの商品を取り扱っているリサイクルショップでは珍しく、「ブリューナク置いてますか?」というピンポイントな電話問い合わせもちらほら受けるほどの人気っぷりでした。ほんとにすごい。


現代と違って、1枚で何千円、何万円なんて値のつくカードがまだまだ少なく、コレクター需要も今ほどでは無い時代、3,000~4,000円とかで取引していたのを記憶しています。


私の勤務していたリサイクルショップでは、従業員が得意とする商品ジャンルに応じて「TVゲーム担当スタッフ」「古着担当スタッフ」というようにメインで取り扱うジャンルが定められ、担当部門の売上目標を達成するとちょっとしたお小遣いが頂ける、なんて粋な計らいがあったのですが、この「ブリューナク」が2枚3枚と買取成立した日には、トレカ担当スタッフは歓喜してました。



②入社当時2:デュエルターミナル


※少々無理はありますが、画像はイメージです。

①とほぼタイミングを同じくして、遊戯王では初となる、筐体型ゲームの「デュエルターミナル」なるものが稼働スタートしました。


これは何かと言うと、当時でいう「ムシキング」といったカードゲームや、現代で言うと「ドラゴンボールヒーローズ」のように、ゲームセンター等に筐体が設置されていて、それで遊びながら実際に使えるカードも排出されて手に入るというまさにバーチャルとリアルの融合!みたいなマシンでした。


この遊戯王界の最先端を走る機械が、まさかながら私の勤務していたリサイクルショップでも導入されました。

まさかKONAMIさんからそんな許可を頂けるほどのコネクトだったとは・・・。


この機械ですが、基本的に放っておけば勝手にお客様がプレイして売上を貯めていってくれるような、小売店にとってもまさに夢のようなマシンだったのですが、いくつか落とし穴がありました・・・!


まず、やはり「機械」のため、故障したらどう手をつけていいのかわからない、という点です。

お店側には、念のために筐体内のパーツ交換等が出来るよう、内部の鍵を渡されているのですが、開けても出てくるのはよく分からない基盤のため、ただただ映らないモニターを見つめて何も出来ない自分が立ちすくむだけの光景でした。


諦めて、故障した旨をKONAMIサポートセンターみたいな所に電話するのですが、おそらく新規導入で一気に全国展開したこともあるのでしょうか、担当の方がお店まで見に来られるのが1週間後、といったケースがザラでした。


こればかりはどうしても仕方ないのですが、やはり「期待していた売上が1週間分喪失する」というのはなかなかのダメージでした。


次に、これはお店側のオペレーションの問題が99.9%になりますが、「排出されるカードのレアリティ問題」といったものもありました。


通常、遊戯王のカードは何も光っていない「ノーマルカード」というレアリティから、絵柄が光っているものまで、光り方によって様々存在します。

しかし、デュエルターミナルで排出されるカードは、通常のレアリティ加工の上に全カードにおいて「プリズム加工」と言われるラメみたいなのがカード全体に入っているものになっていました。


このプリズム加工は、所謂ノーマルカードにも施されており、一見何かの高レアリティのカードかな?と思わせるようになっていました。

今考えると、こんなんで間違えていた時代が恥ずかしい。。。


これにより、本来ならば1~10円で買取するレベルのカードを、高い金額で買取してしまう事例が、最初のうちは何件か発生していました。

当時、買取にお持ち頂いていた方々にとっては超ラッキーなお話ですが・・・。


もっとしっかり店内オペレーション作って教えろよ、以外の何物でもない事例なのですが、デュエルターミナルのカードが特殊なだけに起こってしまった事件でした。


そんなデュエルターミナルの天下は、この先何年と続きます。

KONAMIさんも力を入れていたのだということが垣間見え、お店としても収益向上に大きく貢献してくれた筐体でした。トレカ担当スタッフは歓喜してました。



③GOLD SERIES大フィーバー


※少々無理はありますが、画像はイメージです。

私がリサイクルで働き始めてそろそろ1年が経とうかといった時期に、KONAMIさんから遊戯王の新作商品「GOLD SERIES」なるものが発表されました。


これは、良くあるような遊戯王の新作パック商品なのですが、とにかく収録カードのラインナップが豪華の一言で、当時の中古市場で高額だったカードや、単純に強いカードと、人気カードの寄せ集めみたいな内容で、売れてるアーティストのベストアルバムが出ました!ぐらいの勢いでした。

先ほど出てきた「ブリューナク」もしっかりこの中に入っていました。


今では中古カードショップなんかでも、人気商品は発売前に予約を受け付けたり、整理券を配布したり、お一人様〇〇までといったことは当たり前になっていますが、当時は発売前からここまで話題をかっさらうような商品は滅多に無かったと思います。

今ではこちらも当たり前になっている、メルカリ転売といったこともまだまだ少なかったというのも理由の1つでしょう。


そんな中、当時の風潮の例に漏れず、勤務先のリサイクルショップでも予約とかは一切なく、今までの新作商品と同様に「発売日に普通に販売する」という選択肢を取っていました。


正直なところ、当時勤務していた全従業員がこの商品を見くびっていたと思います。


蓋を開けてみれば、当日・・・!

朝、店舗に出勤すると、「うおお何これ!!??」

そこには今まで見たことないような列が出来上がっているではありませんか!!


今までも、ポケモンやモンスターハンターのゲーム新作発売日には、数名が列を作っているなんてことはしばしばありましたが、それらを遥かに上回る規模でした。


急遽、当日の朝に「お一人様〇〇パックまで」という制限を設け、せっかく並んでいるのに最初の数人で売切れ、という事態は回避することとなりました。

それでも、朝10:00にオープンし、12:00前には完売していたと思います。


そこから、定期的に「ゴールドシリーズありますか」という問い合わせが多くあり、それ以降の新作発売の対処を考え直すレベルの機会となりました。


この「GOLD SERIES」、以降何度か再販されましたが、入荷するたびに即完売していましたね。トレカ担当スタッフは歓喜してました。



④遊戯王ゼアル:エクシーズ召喚登場


※少々無理はありますが、画像はイメージです。

上記の①~③の後は、特に大きく変わったこともなく、遊戯王界は着実に歴史を刻んでいました。

※ブログの尺の都合で一気に数年進めたのではなく、本当に何もなかったんです。。。


私も、アルバイトから社員になり、環境が変わったのもこの数年のお話です(お前の話はどうでもいい)


私の勤務地が変わり、数年が経とうという頃、またも突如にして、遊戯王界に大きな転換点が訪れます。


これまで、遊戯王シリーズの作品名、商品名としては「遊戯王ファイブディーズ」という名がつけられていましたが、2011年に突如「遊戯王ゼアル」への名称変更発表がKONAMIさんからありました。


それと同時に、「エクシーズ召喚」なるシステムが新たに導入され、遊戯王市場における動向も流れを変えることとなりました。


当時、2008年に登場したシンクロ召喚が相変わらず環境を席巻していて、中古市場における高額カードも、シンクロモンスターを中心に回転していましたが、2011~2012年にかけ、シンクロ召喚の天下が崩壊します。


エクシーズ召喚導入のスタートこそ、シンクロ召喚の始まりに比べて大人しく、リサイクルショップ目線としても地味なイメージが拭いされなかったのですが、月日を追うにつれ、カードパワーがバランス崩壊を起こします(カードパワーとか、私は実際にプレイしていたわけではありませんので詳しくは知りませんが、当時勤務していたトレカ担当のスタッフに聞いたらそんな感じでした)


結果、瞬く間に「高額買取ランキング」「回転の良いカードランキング」上位は、エクシーズに関わるカードが埋め尽くすようになりました。


新作パックの所謂「看板カード」も、シンクロ⇒エクシーズへ変化していきます。


中には、1枚の価格で5,000円みたいなレベルのカードも出てきて、徐々に人気カードの単価が上がり始めた印象も出てきました。

そんなカードが入荷すると、トレカ担当スタッフは歓喜してました。



◆最後に・・・


今回、いつもの趣向とは少し変わって、リサイクルショップで取り扱うジャンルの中から遊戯王をピックアップして、店員から見た視点での歴史を書き綴って参りました。


こういったブログ内容は、ありがたいことに長年に渡ってリサイクルショップという場で勤務し、様々な経験をさせて頂いたからこそ、1つの記事として纏めてご紹介できるものだと感じています。


当時の経験に感謝しつつ、また他のジャンルにおいても今回のようにお話できるものがあれば、記事にしていけたらと思います。


以上、ここまでお読み頂きありがとうござい・・・

ではなく!!!!!(なんだいきなり)


今回、記事のボリュームの都合でここで切らせて頂くことになりましたが、上記の④の時点でまだ2013年のお話なのです。

まだまだリサイクルショップにおける遊戯王の小話はございますので、次回以降も引き続きお付き合い頂ければ幸いです。


と、まさかまさかの連載宣言をしたところで、今回の記事は以上とさせて頂きます。


改めまして、ここまでお読み頂きありがとうございました。



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