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【第9回】リサイクルショップ店員のお仕事とは? ~アルバイト編~


こんにちは!

「天空のおくりびとNET」担当のKです。


すっかり春らしくなり、昼間は暖かい陽気に包まれるようになってきた今日この頃。

皆様いかがお過ごしでしょうか?(なんだこの始まり方は)


私は、花粉に悩まされ、ティッシュが手放せない日々を送っております。 ※本当にどうでもいい導入ですね。 今の時期ですと、新卒の方や、新しい環境で仕事を始めたばかりって方もいらっしゃるのではないでしょうか? 世の中にはいろいろなお仕事がありますが、その中でも私Kは、長年に渡ってリサイクルショップのお仕事に携わってきました。 今回は、そんな経験から「リサイクルショップの店員って実際に何をするの?」という視点で、ご紹介していきたいと思います。


お店の中には社員として勤務する方、アルバイトスタッフとして勤務する方と、何パターンかの形態がありますが、今回はアルバイトスタッフのお仕事について、書き綴ってまいりましょう! ①店内環境の整備・清掃

いきなりこんなこと!?と思われるかも知れませんが、お店にとって「清潔さ」は重要なポイントです。 特に、リサイクルショップという業態では、当然ながら「お客様のご自宅からお持ちいただいた物」が店舗で販売する商品になるため、中には処分の目的でお持ち込みされたものもあり、全てが新品の綺麗な状態とは言えないわけです。


また、古着などを取り扱っている店舗では、自然とホコリ等も出やすく、何もしなければ本当にあっという間に店内環境は汚れてきます。


ですので、いつでもクリーンな状態でお客様をお迎えできるように決まった時間に決まった箇所を清掃するのは、当たり前のように業務に組み込まれています。


私の働いていた店舗では、日常の清掃に加えて、月に一度のタイミングで会社の上層部の方々が店内を視察しに来られるというイベント?があり、その直前になればカウンター内やバックヤードはもちろんのこと、店外の草むしり、トイレの配管、壁の汚れ、エアコンフィルターなど、とにかく徹底的にやるのが通例でした。

本当に、あの頃毎月徹底的に頑張ってくれていたスタッフの皆様には感謝しかありませんね・・・。


こういった形で、店内のあらゆる箇所を常に清潔に保っておくのは、リサイクルショップに限らずどこでもあり得るお話ではないでしょうか。



②レジ・販売業務


お店のスタッフであれば、どうあがいても避けては通れないのが、販売・レジ業務ですね。


リサイクルショップでは、本当にあらゆるジャンルの商品が取り扱われていますので、商品の属性によってレジ操作方法が違ってくる、といったこともザラにありました。



また、〇%OFFのセールやイベントなども多い店舗でしたので(自分で考えて自分で首をしめていたこともありましたが)その時その時によって必要な操作が変わってきたりといったイレギュラーも非常に多くありました。


店長になると、裏方業務も非常に多く、レジに立つ機会はどうしても激減しましたが、たまに人員の都合でレジを行うと、割引率を間違えたりして余計に仕事を増やしてしまった、なんてこともあったのは、いい思い出です(あの頃のスタッフの皆様ごめんなさい)


私の頃はまだそんなに多くなく、あってもクレジットやID決済ぐらいのものでしたが、今ではPayPayをはじめ、キャッシュレス決済の手段も増えて、より一層処理が大変になっているのではないでしょうか。



③商品の品出し・陳列


次に、必ず毎日やることとして挙げられるのが、商品の品出しと陳列ですね。


これは、他の業務に比べてもやはり、「お店で働いている感」を感じられる一瞬ではないでしょうか。


リサイクルショップでは、品数が多岐に渡るため、そのジャンルの正しい場所に配置することが必要です。


本なら、作家名順に並んでいる、

ゲームソフトなら、メーカーやジャンルで分けられている、

古着なら、ブランドで分けられている・・・といった具合です。


リサイクルショップで働きだしたタイミングでは、自分の興味のあるジャンルしか細かくわからないことが多いですが、この品出し業務や、売り場の整理をしているうちにだんだんと勝手に頭に入ってきます。



④出張買取・査定のサポート


リサイクルショップでは、店舗で受付をするばかりでなく、お客様のご自宅にお伺いし、処分したい品物を査定する「出張買取」というサービスもあります。


この出張買取では、家具や家電品であったり、1つ1つは細かいながらも非常に量の多い買取を行うケースが大半のため、1人では間に合わないことが多く、大抵は社員+アルバイトスタッフの2人という組み合わせで訪問していました。


また、出張で買取査定をしに行くだけでなく、店舗で販売した大型の商品をお客様のご自宅へお届けに行くパターンもあり、そういった場合も基本的に2人で対応していました。


1人で訪問して、ソファーや洗濯機など、運びきれないものが出てきたらサービスとして目も当てられませんからね・・・。

私の勤務していた店舗では、女性スタッフを連れていくことはまずあり得ませんでしたが、力自慢の男性スタッフをよく駆り出しておりました。

あの頃頑張ってくれていたスタッフの皆様には感謝しかありませんね・・・。



⑤発送する商品の梱包


時代の流れとともに、直接店舗で商品を購入する機会よりもWeb上で注文して購入するケースが増加してきた中、昨今ではリサイクルショップにおいても店舗と通販の併売を行うことも当然の流れになってきました。


そうなると、必ず発生してくるのが「販売した商品の梱包・発送作業」です。


私が勤務していた時代でも、やはり年を追うごとにネット販売の比率は増加を辿っていましたので、最初は「ついでに」ぐらいの気持ちで始めたのですが、いつしかすっかりこの作業もれっきとしたメイン業務にまで存在感を増すほどになりました。


こういう業務の場合、購入されたお客様へのメール対応といった部分は社員が行うことが多いですが、段ボールへの梱包作業はアルバイトスタッフに回ってくる流れになっているお店が多いのではないでしょうか。


レジで対面にて商品を販売するのと、実際のところは同じなのですが、何故かこの梱包作業となると変に緊張して商品を普段以上に丁寧に扱うスタッフがいたのが懐かしいものです・・・。



⑥お客様への応対


最後は、もはや当たり前レベルの業務になりますが、お客様への応対も毎日避けては通れない業務でしょう。


これは、先程挙げたレジ業務とはまた別で、購入前のお客様への対応になります。


リサイクルショップのケースですと、

「ガラスショーケースを開けて下さい」

「UFOキャッチャーの景品が取れない場所にあるので動かして下さい」

「取れない高い位置にある商品が見たいです」

「〇〇の在庫はありますか」

「トイレどこですか」

などなど、非常にたくさんのお問い合わせを頂きます。


どんなに取り扱い商品に詳しくても、査定が出来ても、毎日ご来店されるお客様の声にお応えできなければ、従業員としてお話になりませんので、やはりこういったコミュニケーション能力は最低限必要なものになります。


ほか、店内でのお客様への応対のみでなく、電話での受付もこちらに当てはまってくるでしょう。



◆最後に・・・


今回、「リサイクルショップの店員って実際に何をするの?」ということで、記事を書き綴ってまいりました。


基本業務に近い部分のお話を、いくつかご紹介させて頂きましたが、あくまでも店舗の一例であり、全てのお店に当てはまるわけではないことはご了承下さい。


こういった基本業務以外にも、私の勤務していたショップはかなりアルバイトスタッフに任せる分野が幅広く、

・買取査定(最終の査定金額は店長決済でしたが)

・販売企画の立案

・POPの作成

・買取を強化するジャンルの提案

・祭事関係の売り場展開

などなど、非常に多くのことを経験できる職場でした(アルバイトスタッフに押し付けているわけではございません!)


店舗の方針、店長の方針によって、出来る範囲は全然変わってきますので、「次は何を任せてもらえるか?」を楽しみながら勤務することも、リサイクルショップの醍醐味なのかも知れません。


また次回、今度は「社員は何をするのか?」という視点で、記事を更新できればと思います。


以上、ここまでお読み頂きありがとうございました。


※リサイクルショップに関する情報、他にも掲載しています!


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