悪徳業者に引っかからないためには・・・
残念ながら遺品整理サービスを提供する事業者の中には、大切な方を失った悲しみに傷心する遺族の隙に付け入り、追い討ちをかけるように強盗や詐欺まがいの悪質な手口で金品を奪ったり、損害を与えようとする悪徳業者が紛れ込んでいることがあります。
手段を選ばない営業手口の中には、有無を言わさぬ言葉遣いや理不尽な言いがかりをつけて契約しようとする者や、酷い場合には声を荒げるなどの乱暴な態度で相手に恐怖感を与え、「怖くて断れない」という心理状況に追い込むケースも。
「今決めたら安くなる」と契約を急かすような業者にも要注意です。
法外なキャンセル料を要求してきたり、異議を唱えると大声で恫喝したりする悪徳業者も存在します。
遺品整理では重要な品と不要・不用な品を分類します。もちろん、不要・不用な品は処分することになるのですが、これらも遺品であり、雑に扱うことなど許されることではありません。
ほとんどの遺品整理業者は、遺品をていねいに扱っていますが、なかにはそうではない業者も存在します。遺族の感情を考えて作業できない業者など遺品整理業者ではありません。
不当な請求を受けないためには、何の作業にいくらかかるのかという詳細な見積もりを出してもらうことが大切です。
遺品を業者に売却する場合は、その場で決断するのは避け、見積もりをもらってしばらく考えるようにしましょう。
遺品の盗難を防ぐためには、業者を家に入れる前に、貴重品を金庫にしまうことがポイントです。また作業中は立会いをして、できるだけ業者のそばにいるようにしましょう。
遺品整理で後悔しないためにも、トラブル事例や対策法を知っておくことが大切です。悪徳業者の特徴やトラブル回避方法を知っておけば、遺品整理で後悔しなくなります。相見積もりを取って料金を比較することでも、悪徳業者かどうかの判断ができます。